【インプレ】「ソアレ TT S76UL-S」

レビュー
ロッドはバランスが大切

 


ちょっと手薄だったシマノラインナップの拡充

珍しくインプレを(笑)
わたくし、ご存じのように伊勢湾の奥にある名古屋港をホームグランドに毎週末
ライトロックを楽しむアングラーです。
ベイトフィネスと銘打っているものの、やはり誰が何と言おうがご多分に漏れず
スピニングの方が使いやすいのであります。

ベイトフィネスとの出逢いは、Youtubeで見つけたベイトフィネス動画。
演者はあのアブガルシアの”トモ清水”さん。
我らの第二ホームの知多で苦戦を強いられたこちらの動画。

陸っぱりからライトタックルでロックフィッシュが楽しめるなんて正に理想の釣り!
こんな面白い釣りがあるじゃんって感じで私にとっては目からうろこでした。
それからコツコツとタックルを用意しイザ知多へ(笑)

SWベイトフィネスを始めたのがちょうど3年前の5月28日。
初ベイトフィネスは、昔からエサ釣りで足しげく通った知多半島の先っちょにある
とある小さな漁港。
この日のブログエントリーが残っていますのでご興味あればご覧ください。

SWベイトフィネス。初ベイトフィネスde爆釣!?

確かこの日は、曇天だったと思います。
初ベイトフィネスにも関わらずビギナーズラックに恵まれてデイエントリーにも関わらず
20cmを頭に確か釣果は26匹だったと思います。
思えばこんなの、完全にビギナーズラック(笑)
今同じ釣果出せって言われても、知多なんてメジャーフィールドでは絶対できません(^^;

腕より道具、と…それから買いあさること3年。
アブガルシアに始まり、ダイワ、ヤマガ、オリンピック等々
師匠でもある「SWベイトフィネス野郎OK氏」や釣友「加トちゃん」の助言をもとに
様々なメーカーのライトロックタックルを使ってきました。

その中において、手薄だったのが”シマノ”

で、今年の初めから少しシマノのバリエーションを増やそうと、お小遣いを少しづつ貯めて
入手したのが、「SLX BFS XG」や「ゾディアス 268L-S/2」
そして今回ご紹介する「ソアレ TT S76UL-S」

 

末尾の”S”が示す通り、ティップはソリッドティップ。
もともとソアレは「ソアレ BB S704L-S」を持っていたんですが、もう少し長めのレングスが
欲しかったのでこちらをチョイスしてみました。

シマノさんのサイトにはロッドテーパーが書かれてないので購入時少しためらいが…
まぁでもシマノさんの事だから間違いないであろうと(笑)

着弾後、開封の議。
このロッド、ティップだけシルバーに着色してあります。
少し振ってみると、「えっ、あっ、意外と柔らかい」(^-^;

私、手持ちの「ソアレ BB S704L-S」を想像していたので正直この結果は「やらかした」と…


鱗付けは大爆釣劇

鱗付けは、ゴールデンウィークの「尾鷲の悲劇」後の初エントリー5月10日。
フィールドは、湾奥のさらに奥にある入江で人読んで「バーチカルの里」。
ちょうどこの日は、おあつらえむきにローライトで微風。
おまけに風向きが南風なので名古屋港では濁りの入る風向きと絶好のライトロック日和♪

取付けたリールは「Piscifun」の「CarbonX 1000S」
実は私、シマノのスピニングリールは手持ちがなくシマノのロッドにダイワやアブじゃ
掟破りだろってことでこのマッチング。
この「CarbonX 1000S」はお手頃価格な上ウエイトは165gと馬鹿にならない名機なんです。

「ソアレ TT S76UL-S」が69gなんでシステム合計は驚愕の234g と超ライトタックルと
なるんです!
このウエイトなら1日中キャストしてても全然平気ですね~♬

シマノさんのサイトにはこのように謳い文句が書かれています。

喰わせのオールラウンド
S76UL-Sはタフコンディションに対して非常に有利。
重量のあるリグが苦手な反面、軽量なリグとの相性は格別です。
漁港、港湾、防波堤などのスレ切った魚を相手に、アンダー1gの
ジグヘッドの使用も余裕でこなします。

よく見りゃ「重量のあるリグが苦手」って書いてあるじゃん。
この解釈はレギュラー寄りって事でしょうに…
よく読んで買わなきゃね(^^;

さて、実釣。

開始してみると、やはりティップは柔らか目。
でもベリーからバットにかけては結構張りがあっていい感じ♪
何匹か掛けてやり取りしてみると、意外に違和感なく突っ込まれてもしっかりと
あしらえる感じ。

そして何より気に入ったのは銀色のティップ!
何匹か掛けていく間に気付いたんですが、このティップをよく見てると、手元にバイトが
伝わる前にティップにモソモソとした前当たりがかすかに出ているのに気づきました。

こりゃ面白い!
アクション後のステイ中にモソモソって出るんで、少しラインテンションを掛けて誘うと
「クククッ」って持ってかれる、そこですかさずあわせを入れてフッキング(*’ω’*)

あかん!これ、めちゃくちゃ楽しい~い!!

晩春のこの日は、折しもベイトフィッシュパターン全盛期。
ピンテールの小さめのワームをダートジグヘッドに装着し、小魚が暴れる様子を
テッィプを小気味よくシャッシャッと煽って演出すると、次から次へとバイトが出る。
柔らかいと思っていたのにこんなアクションも難なくこなすことができる。
これはもしかしてライトロッカーには名機かも!

途中、こんなタケノコメバルも登場。
タケノコは他のガシラなどのロックフィッシュに比べるとパワフル。
更にこのサイズのようにミドルクラスになると、寄せてくるまでに何度か締め込まれます。
でもこのロッド、柔らかくてもベリーがしっかりしててキレイに弧を描いて曲がり込むので
やり取りもスリリングでこれまた楽しい!

ロッドは単にティップだけで判断してはダメですね、全体のバランスが重要なのが
よく解りました。

結局この日は、このロッドオンリーで60匹くらいの大爆釣(^-^;
とにかく、印象に残ったのは銀色のティップに出る前当たり。
もう、やめられません(笑)

これ、絶対買いですよ!!


 

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