【創作リグ】シンカーなんて1つじゃなくていいんじゃない?

フィッシング
忍法”双玉の術”

根掛りは根魚師の宿命

何が、いやだって我ら根魚師が一番嫌なのは根掛り。
根魚って言うくらいだから彼らは岩礁帯や障害物いわゆるストラクチャーと呼ばれる
ところに体を隠して潜んで生活しています。
その場所をタイトに狙う釣りだから根掛りはつきものでそれ故にロストも多数…(;^ω^)
私なんか毎週毎週魔界でフックやシンカーの調達に余念がない(汗)

そんなんだから釣り師は、日々、いかに根掛りを少なくするか、いかにして
根掛りを外すかが大きな課題となっています。


チェリーリグについて

根掛り防止効果と言えば前にエントリーで紹介したチェリーリグなんてのもあります。
既製品もあるんだけど、そこは自作好きのYMG、夜な夜な手に豆作りながら、ステンレスの
針金をプライヤーで曲げ曲げして大量生産♪

もちろん、いつも密かに常備していて偶にこっそり使ったりしますが、コイツも万能
じゃなく欠点がありまして、ミスバイトが増えること。

そりゃそうですよ、だって針金にフックが付けてあるんで吸込み悪くなるの当然のこと。
オフセットフックのアイって普通ラインを通すためのもので針金を通すことなんて想定外。
だから、その部分に融通が利かずフックの動きが悪く魚が吸込もうとしてもうまく吸込めず
ミスバイトになってしまうんですね。

全く釣れないわけじゃないのであまりにストラクチャーがきつい場所などではよく使います。


準備不足が招いた”棚からぼた餅”

ホント下手くそで成長しないんで、フィールドで常に根掛りを外しているσ(゚∀゚ )
好きで根掛りしているわけじゃないし、根掛りは避けたい。
でも、根掛りしない場所には魚居なくて…
ずっとこんなことばっかり考えてるんですが、根掛りってフックが根に引っ掛かる
ことが多々だと思うのですが、実はその大半がシンカーが根の隙間に引っ掛かっている
ことが多いんです。
その証拠に、ダウンショットなんてシンカーだけ無くなって回収されることが多々。
なので姑息な私はシンカーの結束を弱めにしてみたりしますが効果の程はどうなんでしょ?

根魚釣りのリグって一口に言うけど、直リグだったり、ダウンショットだったり
フリーリグだったりとフィールドの状態や気分で色々使い分けてみたりしますが、どれも
シンカーは1個付け。
これ既成概念。
別に1個で釣る必要性なんてどこにも無くって、2つだっって3つだっていいわけです。

先日、ダウンショットで釣ってた時に2号(7.5g)シンカーが底付いたんで
仕方なく1号(3.75g)を通常のダウンショットのようにスナップに1個付け
もう1個をリーダーにフリーで付けてキャストしてみた。
もちろんなんの違和感なく全然普通に使えます。
何度かキャストを繰り返すうち、そのうちに当然根掛りが発生。
いつものようにロッド尻をコンコンと軽く叩いてみると簡単に外れてきた。
ストレクチャーが深いと外れても直ぐ次のストラクチャーに根掛りします。
この時もまた直ぐに根がかったんで同じようにコンコンと竿尻を叩くと、また簡単に
外れてくる。
あれだけ根掛りロストしてたのに、これは何度か繰り返してもほぼほぼ回収できる。
ん?もしや?!
そうなんです、フック側のシンカーが根掛りして竿尻をコンコンしてると
もう一つのフリーになったシンカーが根がかったシンカーを叩いて外してる感じ。
そう、あの根掛り外し器の要領で♪

シンカー不足から始まったこれぞ「棚からぼた餅」ッス!


ダウンショットだけじゃない!

名付けて「双玉(そうぎょく)」
”○ンタマ”なんてもっと下品な名前も浮かんだんだけど却下…(^^;

下の写真は、自宅での実験風景。
私あまり使いませんが、これはフリーリグで双玉をしてみたもの。
フリーリグなんでスナップに2個付けています。

 

そして、こちらが私が大好きなダウンショットリグの双玉。


1個は普通に付けてもう1個はフリーな状態。
根がかるのは断然下のシンカーなので根がかったらゆさゆさとゆすって上のフリーな
シンカーが下のシンカーにコツコツと当たるようにロッドを揺らしてやると
全てが外れるわけじゃありませんが取れるときはフワッと外れてきます。

メリットだけじゃなく、当然デメリットもあります。
外れなかった時には当然シンカーが2つロストします(笑)

先回の釣行は岩場。
ずっとこのダウンショットの双玉でやったんだけど、いつもなら平気で10個は根掛りロスト
しますが、今回は5回ほどと半減♪
でも、5×2なんでロストは10個ですけどね(笑)

信じるか信じないかはあなた次第(笑)
まぁ暫くこれでやってみますよ。


 

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