【ライトロック】爆風のアーバンベイエリアで31匹!自作「カメムシヘッド」初実戦で見えたもの

TEAM YMG、今回もいつものUrban Bay Areaへ。

今回の目的は、YMG_Labで試作してきた
「カメムシヘッド」
「ピポットヘッド」の実釣テスト。

ところが現場に着いてみれば……

真正面からの爆風(笑)

テストにはなかなか厳しい条件。
それでも実際にボトムへ入れてみると、
机の上では分からなかったことがいろいろ見えてきました。

🎣 FISHING LOG

釣行日 2026年8月15日(土)
フィールド 名古屋港 Urban Bay Area
コンディション 真正面からの強風〜爆風
干潮 13:38(36cm) → 満潮 19:53(256cm)
潮の動き 上げ潮
新月2日後
釣果 31匹
最大魚 タケノコメバル 28cm

※潮位・満干潮は気象庁「潮位表 名古屋」を参照。

まずはピポットヘッド約2.2g

最初に投入したのは、試作中の
YMG_Lab ピポットヘッド 約2.2g。

シンカーを支点にして、その場で細かく誘うことを狙ったヘッドです。

ただ、この日は真正面からの爆風。
明るい時間帯でもあり、10キャスト程度でテスト終了。

それでも第一印象は悪くありません。

約2.2gでも思った以上に飛ぶ。

そしてボトムを通した時、根に当たっても
ガツンと引っ掛かるというより、

「ぬるっ」

と抜けてくるような感触。

今回はバイトこそ出ませんでしたが、
ピポットヘッドについては条件のいい日に改めてじっくり試してみたいところです。

そして本番、カメムシヘッド1.8g

その後は、
YMG_Lab カメムシヘッド1.8gを使い倒すことに。

カメムシヘッドの狙いはシンプル。

普通のジグヘッドはボトムへ着くと横倒しになりやすい。
そこでシンカー底面をフラットにして、
できるだけフックポイントを寝かせない。

もちろん実際の海底は真っ平らではありません。
傾斜があれば倒れることもあるでしょう。

それでもロッドから伝わってくる感触では、
狙った姿勢でちゃんと立っている感じ。

根掛かりはどうだった?

カメムシヘッド1.8gをかなり使い込み、
根掛かりによるロストは2個。

おそらく、この2回はシンカー部分そのものが
ストラクチャーの隙間へ噛み込んだもの。

ボトムを攻める以上、ここは仕方がないところでしょう。

それ以外の軽いスタックは、
無理に引っ張らず軽くほぐしてやれば
スッと回収できる場面が多かったのが好印象でした。

ちなみにこの日はアワセ切れも2回。

根掛かり2+アワセ切れ2。

合計4カメムシ殉職(笑)

爆風で沖へ届かない。それならエッジを狙う

1.8gという軽量ヘッドに真正面からの爆風。

当然ながら、普段狙っている沖の根までは届きません。

そこで手前側のストラクチャーを中心に探っていきます。

風が強いうちはラインを取られないよう、
ロッドを寝かせ気味にして操作。

そして足元側のストラクチャーまで入ってきたら、
今度はロッドを立てて縦方向へアクション。

カメムシヘッドは試作段階のシミュレーションでも、
横方向へ引くより上方向へ力を加えた方が
倒れにくいことは分かっていました。

実際に使ってみても、この操作はかなり相性が良さそうです。

潮は高い。でも足元では食わない

この日は13:38の干潮から19:53の満潮へ向かう上げ潮。

潮位が上がってくれば、
足元のストラクチャーにも魚が入ってくるだろうと思っていました。

ところが実際は、
潮が高くなっても足元では意外なほどバイトが出ない。

反応が集中したのは、その少し沖側。

ストラクチャーのエッジ付近。

フラットな場所からストラクチャーへ差しかかる境界付近で
バイトが明らかに増えていきました。

そして途中から無双状態

エッジ付近を丁寧に通していくと、
途中から一気に反応が増えました。

完全に無双状態(笑)

最終的な釣果は、

31匹。

カメムシヘッド初実戦としては、
十分すぎる結果になりました。

31匹なのに「ゴン!」が一度もない

ただし、今回特に印象に残ったのは
31匹という数そのものではありません。

バイトの出方です。

「ゴン!」とか「ガツン!」という
ロックフィッシュらしい大胆なバイトが、
この日は一度もありませんでした。

出るのはほとんど、

「……チョン」

ほんの微かにワームをついばんだような感触だけ。

そこで即アワセせず、
少し聞いてみる。

重みが乗ったところで合わせる。

この聞き合わせで乗せた魚がかなり多かった。

それでも掛かりは浅く、
皮一枚で上がってくる魚も多数。

魚がいないわけではない。

むしろ途中は無双状態になるほど魚はいる。

それなのに食い方は非常に繊細。

「魚影の濃さ」と「食いの強さ」は別物。

そんなことを改めて感じさせられた釣行でした。

根掛かり……じゃない!? 28cmタケノコメバル

そして今回、最初に掛けた魚。

バイトを感じて聞き合わせ。

重みが乗ったので合わせると……

「根掛かりか?」

そう思うほどの重量感。

ところが、その“根”が動き出す(笑)

カメムシヘッド初実戦で出た28cmのタケノコメバル。惜しくも尺には2cm届かず。
上がってきたのは、
28cmのタケノコメバル。

惜しい。

尺まであと2cm(笑)

ガシラとは明らかに違うパワー。
最初の突っ込みでは本当に根掛かりと勘違いしました。

YMG_Lab製カメムシヘッド1.8g+YMG_Lab Original Worm。カラーはもちろんRED。

その直後、加トちゃんにも24cm

自分が28cmのタケノコメバルを処理している間、
加トちゃんが同じ場所へキャスト。

すると、すぐにヒット。

上がってきたのは、
24cmのタケノコメバル。

「今日はタケノコ祭りか?」

と思ったのも束の間。

二人ともタケノコメバルは最初の1匹だけ。

その後は全部ガシラでした(笑)

赤いガシラが多かった理由は?

もう一つ気になったのが、
赤みの強いガシラが多かったこと。

ガシラは生息する水深や環境によって体色に違いが出ると言われ、
深い場所にいる個体ほど赤みが強いとも言われています。

もちろん体色だけで断定はできません。

ただ今回、

潮位が高いのに足元では食わず、
ストラクチャーのエッジ付近に魚が集中し、
さらに赤い個体が多かった。

そう考えると、
沖や深い場所から差してきた魚がエッジ付近で止まっていたのでは?

……なんて想像もしてしまいます。

こういう答えの出ないところも釣りの面白さです。

カメムシは激しくダートしなかった

カメムシヘッドを作った時、
ジグ単が本職ではあるものの、

「あわよくばワインドもできないか?」

という欲もありました(笑)

しかし今回の実釣では、
ワインド用ジグヘッドのような激しい左右へのダートはしませんでした。

でも、31匹釣ってみて思います。

これはこれでいい。

激しく飛ばすことより、
ボトムで姿勢を保ちながら、
ストラクチャーのエッジを丁寧に通していく。

カメムシヘッドの個性は、
どうやらそちら側にありそうです。

レジン製ワームズレ止めにも課題

今回もう一つ分かったことがあります。

自作していた
レジン製ワームズレ止め。

普通にキャストしている分にはまったく問題ありません。

ところが今回のようなショートバイトで、
魚がワームをついばんで掛けられなかった時、
ワームが後方へズレることがありました。

つまり、

  • キャスト時のズレ防止 → ○
  • 魚に引っ張られた時のズレ防止 → △

ここは次の改良ポイント。

実際に魚を掛け続けて初めて分かることです。

今回のTACKLE

ROD DAIWA HEARTLAND 702UL+FS-ST23
REEL ABU GARCIA REVO SP BEAST 1000S
LINE PE 0.3号
RIG YMG_Lab カメムシヘッド 1.8g / ピポットヘッド 約2.2g
WORM YMG_Lab Original Worm(RED)

カメムシヘッド初陣を終えて

真正面からの爆風。

沖の根には届かない。

しかもバイトは「チョン」と触る程度。

決して簡単な条件ではありませんでした。

それでもカメムシヘッド1.8gを使い続け、
終わってみれば31匹。

最大は28cmのタケノコメバル。

立ち姿勢、根からの抜け方、縦方向の操作との相性。

そして実釣して初めて見えてきた、
ダート性能やワームズレ止めの課題。

完成したとはまだ言いません。

でも――

カメムシ、なかなかやるじゃん(笑)

次はもう少し穏やかな条件で、
カメムシヘッドとピポットヘッドをさらに掘り下げてみます。

こうして作って、試して、釣って、また直す。

これもTEAM YMGの楽しみ方です。

TEAM YMG

魚との一期一会に感謝🙏
また来週も懲りずに行きます。

TEAM YMG、今宵も一投一会。また週末に♪