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【ハンドメイド】自作ワーム:マックスセントが品薄なので作ってみた…

無いなら作ってしまえ~

憎きコロナ!

コロナウィルスの影響はあちらこちらに支障をきたしていますね。
われらTEAM YMGもご多分に漏れずでして、冬と言えば汁系ワームなんですが
今年はバークレーのガルプシリーズが全く品薄状態が続いております。
ヒキグロ(イシグロ名東引山店)の店員によりますと、アメリカ製のワームなので
コロナウィルスの影響が大きく生産量が減って入荷できない状態だとか。
パルスワームは来年2月まで供給されないだろうと話していました…(^^;

パルスワームと言えば前シーズンの冬に大変重宝したワームです。
これが入手できないとなると困りもの、マックスセントも然り。
そして私のパイロットワームであるサンドワームも同様の状況。
どれもアメリカ生産だから仕方ありません。

んなことぼやいてても始まらん。
じゃどーする。
んじゃ無いなら作れって話ですよ。(笑)

まずはマックスセントのフラットワームをばw


雄型作り

本物のマックセントのフラットワームはコレ。

はい、工程はこんな順番。

雄型作成 ⇒ 雌型作成 ⇒ マテリアル作り ⇒ マテリアル充填 ⇒ 離型

では、まずは雄型作り。
今回も雄型用に用意したのは、定番の『おゆまる』
こいつが無いと始まりませんので(^^♪

そして、キャンドル。
前はいちいち100円ライターでその都度チマチマ温めてましたが、非効率ですぐにガス欠。
何か良いものはないかと考えてると、ふと、玄関先置いてあるキャンドルが目に入る(笑)
これ、以前に子供たちが花火をするために使った残骸…(ちゃんと片づけておけよ)
もしかしてこれ良いかも(*’ω’*)
使ってみると、ライターより安定しててロウもそれほど減らないので点けっぱなししてても
気にならず安全だし良好。
ライターの時は何度も擦るから指が痛くて仕方なかったので雲泥の差です。

早速おゆまるを炙り柔らかくして形を作っていきます。

縞模様は固まる前にカッターの刃の背中でグイっと押し込んでやります。
あまり浅いと模様が雌型に移らないし深いと切れてしまうので加減しながら(^^♪

本物のフラットワームは3.6インチですからジャスト9cm。
冬に備えて10cmで作ったんだけど少し大きいかも?!


コネコネ~ コネコネ~

無事に雄型ができたんで、これを使って雌型を作ります。

用意するものはコレ。

シリコンと粉ものを混ぜて粘土状の物を作ります。
薄力粉の方が安価に手に入るんで薄力粉を使ってる方も多いようですが、出来上がりが
比較的硬くなりマテリアルが離型しにくくなるので私は片栗粉か上新粉を使っています。

この260gでシリコンコーキングのガンを10握りくらいでしょうか。
これらを深めのタッパに入れてマゼマゼします。

硬ければシリコンを増やし緩ければ粉を増やします。
最初はへらなどでマゼマゼ、で、まとまってきたら手でコネコネ~♬
べた付かず少し固め位の方が充填しやすいと思います。


シリコン粘土ぶ雄型を埋め込む

シリコン粘土が出来上がったら、下の写真のようにプラスチックのケースに充填します。

ケースはタッパなど色々使ってみましたが、現在は作るワームの大きさに合わせ
100均のピルケースを数種類使っています。
細かく仕切りがある方が雄型を埋め込む際に粘土が横に逃げにくく作業しやすいです。

程よい硬さの粘土で充填すると。写真のように表面がツルツルになりますので見てくれが
美しく仕上がりますね。


下地作業

シリコン粘土は一晩で程よく硬化します。
硬化したら爪楊枝などを使って丁寧に離型します。
固まったらできるだけ早く雄型を離型しましょう。
硬化が進みすぎると型が外れにくくなり雄型の破損につながります。
上手に外せば雄型は何度でも再利用できますよ。

さぁ、これで雌型が完成しました。
次はマテルリアルの充填ですね。
マテリアルもシリコンコーキングを使います。

そのままコーキングを充填してしまうとシリコン同士がくっついて外れなく
なりますので要注意です!
じゃどーすればいいかと言うと、離型材を塗布します。

アマゾンで800円程度で売ってます(*^^*)

この離型材を筆を使って型にまんべんなく塗布します。

次にエビカニフレーバーを撒きます。

釣具店の撒き餌コーナーに置いてあるコマセ用の物。
これを筆でパラパラと雌型に撒いておきます。
マテリアルにも混ぜるんですが、混ぜ込むだけだと集魚効果が少ないのでワームの表面に
くっつくように下に撒いておきます。

続いてラメ撒き。
これ、スナック菓子の入ってた裏が銀色の小袋を細かく切ってもの。
どうせゴミなんだから(笑)
これもマテリアルの表面にくっつくように雌型の表面にばら撒きまいておきす。

下地作業は意外と効果が大きいので丁寧に♪


マテリアルの充填

では、いよいよマテリアルです。
ここからは少し秘密もあるので充填後しか写真がありませんので(^^;

マテリアルに色を付けるのですが、私はコーキング剤に絵の具を入れて着色します。
使い捨ての生クリームの絞り袋の中に絵の具とコーキングを入れ、そこにもエビカニ
フレーバーを入れてマゼマゼしたあと雌型に充填します。
スができないようにしっかり空気を抜きながら充填してくださいね。
ここ、結構難しいですよ!

充填で来たらはみ出したマテリアルをできるだけ取り除きましょう。
固まってからの掃除が結構大変ですので…(^^;

固まるまで一晩程度放置w
私は夜充填して翌朝離型します。
程よい硬さで離型するとスの穴埋めが容易にできたりしますよ。
離型が早すぎると、マテリアルが柔らかすぎて離型時にちぎれたりつぶれたりして台無しに
なるのでご注意を。
逆に放置しすぎると、離型しにくくなり雌型が切れたり掃除がしにくくなったりしますので
こちらも要注意です。


完成っ!

出来上がりがこちら。

ツートンのカラーを逆にしないと表面のフレーバーが汚く見えますね(^^;

こちらは別の時の写真。

やっぱり少し大きすぎたかも(笑)

コイツ、マジで芋虫みたいだわ!(笑)
芋虫みたいなんで『gusano(グサノ)』と命名♪
そう、『gusano(グサノ)』はスペイン語で”芋虫”の意味だよ~

釣れたか釣れなかったかは『こちらのエントリー』で(笑)

さて、次は何作ろうか(^_-)-☆

 

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